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茨城特産さしま茶ができるまで
  〜手塩にかけ生まれる深い味わい〜

お茶ができるまでをみてみよう。四月下旬から五月の連休にかけて摘まれた生葉は、蒸し機にかけられ、もみ込まれて荒茶となる=一次加工。さらに、その荒茶は、整形、分類され、火入れされて製品となる=二次加工。

◇ 一次加工◇
葉の緑色を保つために蒸し機にかけられる。
蒸し時間によるお茶の出来ぐあいで香りや味がきまる。短時間で蒸した葉に仕上げ渋みを出す「普通蒸し」、柔らかい葉で色を出やすくし、渋みを和らげる「深蒸し」、粉っぽく仕上げ、まろやかな味で抹茶のような鮮やかな色をだす「特蒸し」に分けられる。
蒸された葉は冷却後、粗柔機(熱風で乾燥しながら荒くもむ)、柔捻機(力を加えながら葉の水分を均一化する)、精柔機(熱と力を加え、形を整えながらもみ込む)、乾燥機(水分含有率六―七%で乾燥させる)の工程をへて荒茶になり、冷蔵保存される。

◇二次加工◇
荒茶を棚乾燥機にかけた後電気電棒機でカスや粉などの不純物を飛ばす。仕上総合機にかけて長さや太さを整え、本茶、茎茶、粉茶に分別される。本来はこのまま裁断して仕上げられるが、粉茶と茎茶はさらに電気電棒機で不純物を取り除かれ、色彩選別機でまだ残っている本茶と分けられる。
本茶、茎茶、粉茶はそれぞれ火入れ乾燥機で乾燥(水分含有率二・五―三%に)。この火入れ時間と温度が香りと風味を左右する。冷却後、再び合組(ごうくみ)機で混ぜ合わされて、出来上がり。
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